新緑の京都(1)
8ヶ月ぶりの京都
京都オタクにとっては、この8ヶ月という時間は長いのだ。今回は、桜の後、そして新緑初めという微妙な季節で、新緑の紅葉、石楠花、山間部の遅咲きの桜・・・あたりを期待しての旅だった。まず、京都駅から大原行きの京都バスに乗り、約1時間、大原バス停に降り立った。雨上がり、新緑の京都
バスに乗っている間、にわか雨が降ったのだが、大原に付く頃には晴れ上がった。新緑の紅葉の葉に、雨のしずくがきらきら輝いて美しかったのだが、写真からお分かりいただけるだろうか。三千院参道
三千院に向かう参道の脇を呂川とい小川が流れる。参道から少し離れたところに律川があるのだが、この2つの川あわせて、「呂律(ろれつ)が回らぬ」に由来しているらしい。呂川の脇に、真っ赤な花桃が咲いていた。呂川の輝きに映える新緑の紅葉。
実光院の石楠花
三千院の隣向かいに実光院という小さな院がある。今年は石楠花のつぼみが例年より少ないそうだ。昨年はすごかったらしい。後鳥羽・順徳天皇大原陵
三千院の隣に、承久の乱で鎌倉幕府に敗れた後鳥羽・順徳両天皇の御陵がある。その傍らに立つのが、この法華堂である。後鳥羽天皇御冥福のために建立された、とあるが、何とも渋く、美しい。三千院
三千院の石楠花。旬だった。同じく三千院の山吹。一重のものと、八重のもの両方咲いていた。こちらは一重。
土産物屋をのぞきながら呂川を下る
和傘を売っている店もあるのだが、何とも風情がある。老舗「志ば久(しばきゅう)」のアイスきゅうり
三千院に行った際には必ず食べるアイスきゅうり。祇園祭の頃、7月中旬以降の真夏には、疲れた体を塩味の利いた冷たいきゅうりが癒してくれる。京都といえば、志ば漬
「志ば久」の菜の花畑。菜の花の志ば漬も期間限定で作っており、味見したところ、味がすばらしく思わず買ってしまった。菜の花畑の向こうにかすんで見える大原の山々が美しい。「志ば久」で買った志ば漬。左から、壬生菜(みぶな)、青志ば(青じそ入りの志ば漬)、菜の花、ふきのとう(これまた珍味!)
0 件のコメント:
コメントを投稿