2007年4月30日月曜日

近所の南平台でも、石楠花が満開です

近所でも石楠花が真っ盛りになっていました。
この赤い石楠花は、とても情熱的な色でした!

根津神社つつじ祭り

5月といえば、つつじ。つつじといえば、根津神社。根津といえば、つつじ祭りで有名な、根津神社に出かけました。
いろいろな種類のつつじが咲いていました!約2000坪のつつじ苑には、約50種3000株のツツジが咲いているそうです。
こんな高いところから境内(写真は楼門)を見下ろせるんです。現在の境内は、5代将軍綱吉が造営したとのことです。由緒あるんですね。6代将軍家宣公の胎盤が納められている「家宣公胞衣塚」があったりもします。当然のことながら家宣にもゆかりが深く、天下祭と呼ばれる壮大な祭礼を執行したそうです。根津神社に興味があればこちらへ。
黄色のれんげつつじです。珍しいですね。
こんな沢山の鳥居をくぐれるんですよ。
根津の路地の中に入ると、藤棚に、きれいな藤が咲き誇っていました。
つつじ祭りは5月6日まで。春~初夏を感じに、足を伸ばしてみては如何でしょうか。最寄り駅は地下鉄千代田線根津駅です。

2007年4月29日日曜日

新緑の京都(1)

8ヶ月ぶりの京都
京都オタクにとっては、この8ヶ月という時間は長いのだ。今回は、桜の後、そして新緑初めという微妙な季節で、新緑の紅葉、石楠花、山間部の遅咲きの桜・・・あたりを期待しての旅だった。まず、京都駅から大原行きの京都バスに乗り、約1時間、大原バス停に降り立った。
雨上がり、新緑の京都
バスに乗っている間、にわか雨が降ったのだが、大原に付く頃には晴れ上がった。新緑の紅葉の葉に、雨のしずくがきらきら輝いて美しかったのだが、写真からお分かりいただけるだろうか。
三千院参道
三千院に向かう参道の脇を呂川とい小川が流れる。参道から少し離れたところに律川があるのだが、この2つの川あわせて、「呂律(ろれつ)が回らぬ」に由来しているらしい。呂川の脇に、真っ赤な花桃が咲いていた。
呂川の輝きに映える新緑の紅葉。
実光院の石楠花
三千院の隣向かいに実光院という小さな院がある。今年は石楠花のつぼみが例年より少ないそうだ。昨年はすごかったらしい。
後鳥羽・順徳天皇大原陵
三千院の隣に、承久の乱で鎌倉幕府に敗れた後鳥羽・順徳両天皇の御陵がある。その傍らに立つのが、この法華堂である。後鳥羽天皇御冥福のために建立された、とあるが、何とも渋く、美しい。
三千院
三千院の石楠花。旬だった。
同じく三千院の山吹。一重のものと、八重のもの両方咲いていた。こちらは一重。
土産物屋をのぞきながら呂川を下る
和傘を売っている店もあるのだが、何とも風情がある。
老舗「志ば久(しばきゅう)」のアイスきゅうり
三千院に行った際には必ず食べるアイスきゅうり。祇園祭の頃、7月中旬以降の真夏には、疲れた体を塩味の利いた冷たいきゅうりが癒してくれる。
京都といえば、志ば漬
「志ば久」の菜の花畑。菜の花の志ば漬も期間限定で作っており、味見したところ、味がすばらしく思わず買ってしまった。菜の花畑の向こうにかすんで見える大原の山々が美しい。
「志ば久」で買った志ば漬。左から、壬生菜(みぶな)、青志ば(青じそ入りの志ば漬)、菜の花、ふきのとう(これまた珍味!)

天空からの富士山

快晴の空で出会った富士山
2007年4月26日、羽田から伊丹へ飛び、京都に入った。この日は、この週前半の毎日の雨天が嘘のような快晴。「君」に天空で会えることを願い、フライトは右側の窓側を座席指定していたのだが、日頃の行いがよかったため(?)、「君」にお目にかかることができた。「君」とは日本最高峰の富士山である。
富士山を熱く連写!
後ろの座席に座っていたビジネスマン風の紳士も、デジタル一眼レフを取り出し(何と準備万端な!)、連写していたのだが、私も負けじとシャッターを切った。
富士山の曲線美
古より霊峰とあがめられた富士山である。その自然美とでも言えようか、バランスの取れた端正な容姿は見た者の心を魅了してやまない。国粋主義、日本文化の象徴でもあるのだが、この「誰もが安らぎを覚える、頂上から裾野にかけての曲線美」を科学的に(数学的に)解明された方がいたら、是非教えていただきたい。y=e^x?

2007年4月24日火曜日

中国で、ワニが少年を飲み込む惨事

ワニ、による惨事がまたもや。中国南部で、少年2人がワニ園の敷地内に入り遊んでいたところ、そのうち1人がワニに襲い掛かられ、飲み込まれてしまったとのニュースである。その後射殺されたワニからは、少年の体の一部が見つかったとのことである。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070422-00000001-rcdc-cn&kz=cn
より詳細の記事を、をいう好奇心でググって見たところ、類似の惨事が2006年9月にマレーシアボルネオ島でも発生していることがわかった。

30人乗りのボートと同じくらい大きなワニが、少年を飲み込んだらしい。
衝撃の写真レポートと動画が掲載されている。
容易に不快になりがちな方はここから先はお勧めしない。また食事中には見ることを決してお勧めしない。ここから先は個人の責任により、進んでいただきたい。

ボルネオ巨大人食いワニの解体

筆者もフロリダのエバーグレーズ国立公園で多くのワニを間近で見たが、やはり猛獣。今後は十分に警戒して近寄らないようにしたい。

事故の犠牲者の冥福をお祈りしたい。

2007年4月23日月曜日

美しい花

道端でこんな花を見つけました。名前が分からない・・・

渋谷区保存樹木第1号

代官山住宅街の保存樹木
渋谷区の保存樹木の第1号はどこにあるかご存知だろうか。代々木公園でもなく、明治神宮でもなく、広尾ガーデンヒルズでもない。代官山の住宅街の、路地の中にあるのだ。この路地は曲がり角を7回曲がってようやく、車道からもうひとつの車道に出るため、「七曲り(ななまがり)」と地域では呼ばれている。
代官山セレクトショップの脇
この保存樹木第1号は、国際的なスーパーモデル冨永愛のセレクトショップ、deep sweet easy(ディープスウィートイージー)と、AGOSTO(アゴスト)という、これまたセレクトショップのこちらは本社(2階建ての一軒家。ショップではない)との間に生えているのだ。

(向かって左手が、deep sweet easy, 右手が、AGOSTO本社)
代官山の開発を生き延びて
AGOSTO本社の住宅はもともとは、外国人向け賃貸住宅として建てられたのだが、その工事の際に、この保存樹木第1号が、切り倒されかけたが、地域住民の抗議で、何とか生き延びたのである。実際、近づいてみると分かるのだが、木の幹の途中から上が、バッサリ切り取られている。今は、その下から沢山の枝が空に向かって伸び、緑の葉を沢山つけて元気なのは何よりである。セレクトショップにお越しの際には、そんな物語があったことも是非思い出してもらいたい。

Google Mapでの位置確認はこちら

魅力ある男(5)

○広場
   炊き出しが行われている横、列に加われないでいる真田。
   森が真田に近づき、食糧を差し出す。
   真田、申し訳なさそうにそれを受け取る。
   森、真田を下から上まで眺めて、
森「背広、脱いだんかい」
   真田、ジャンパーにスラックスの格好。
真田「脱がされたんです。あなた達に」
森「俺たちに?」
真田「…騙されてるの知ってても、優しくしてくれた人たちに」
森「そうか。あんた、棺桶まで背広持って行くやつかと思ったのになあ」
真田「世の中の半分以上の人が背広着てるから、背広着てただけですよ。それだけです」
森「そうか、それにしても、よー脱いだなあ」
真田「次は、これですね」
   真田、炊き出しの長い列を指差す。
   森、大きい声で笑い出す。
森「そんなの頑張るなよ。就職の方頑張れよ、再就職。まだ若いんだからさあ、お前さん」
真田「あ、そうですよね」
   真田の顔から初めて笑みがこぼれる。

(終わり)
(4月25日水曜日から、新連載シナリオが始まります。お楽しみに。)

2007年4月19日木曜日

魅力ある男(4)

○丸山公園・花壇の傍
   スーツ姿で花の世話をしている真田。
   舞子がそっと現れる。
真田「舞子ちゃん…。あれ?今日、休日じゃ…」
   舞子、笑顔でお弁当を高く掲げて、
舞子「お昼、どうかなと思って」
   真田、不信そうに舞子を見上げる。
舞子「(慌てて)あ、あのね、夜の分も作って来ちゃったんだ。食材が余っちゃったの」
   お弁当をもう一つ、真田に見せる舞子。
   堅い表情の真田。

○幼稚園・外
   離れたところで幼稚園の入口を見ている真田。
   健太が現れ、真田めがけて駆けて来る。
   驚いて、反射的に背を向ける真田。
健太「(笑顔で)パパ、久しぶり」
   恐る恐る健太を見る真田、顔が綻ぶ。
真田「健太、元気そうだな。元気そうだな」
健太「うん。パパは元気だった?」
   苦笑いする真田。
   健太、真田にスーツを一着差し出す。
真田「はい。これ、いつもお仕事お疲れ様」
   真田、驚いてスーツを見つめる。
健太「パパが必要だろうからって、ママが」
真田「ママが…」
   真田、そっとスーツに手を触れる。

○丸山公園・トイレ・中(夜)
   健太から貰ったスーツに着替えている真田。
   真田、鏡の中の自分を見てみる。
   ボタンを留める指が止まる。
   
○丸山公園・ベンチ
   舞子、真田に弁当を差し出す。
真田「……」
   舞子、もう一つ、包みを差し出す。
   真田、包みを開けると、背広が現れる。
舞子「…必要かなと思って」
   真田、背広を見下ろしている。
舞子「(慌てて)ご免なさい、あたし…」
真田「違うのがいいな」
舞子「え?」
   真田、頭を上げて、舞子を見つめる。
真田「浮浪者らしいの、お願いしていいかな」
   まっすぐ舞子を見つめる真田。

(続く)
(次回は、4月22日日曜日アップ予定です。お楽しみに。)

2007年4月15日日曜日

浜離宮 菜の花畑 牡丹(ぼたん)園

浜離宮庭園に出かけました。お目当ては、菜の花畑と、牡丹園です。浜離宮は江戸時代初期、甲府松平家の別邸でしたが、甲府出身の6代将軍家宣の代に、将軍家別邸として発展しました。鴨場(池)、潮入の池(海水を引いている池)などの周りに多くの樹木があり、散策したり池の上の橋を渡りながら景色を眺めると、本当に癒されます。交通の便のこともあり都心にある割にはすいています。最寄り駅は都営地下鉄大江戸線あるいはゆりかもめ汐留です。

今日は菜の花畑が最盛期でした。隣に牡丹園があるのですが、このコントラストも今だけですね。牡丹のほうはというと、まだ半分くらいは開花前ですが、色とりどり、そして子供の顔よりも大きな立派な牡丹で一杯でした!

潮入の池の周りでは八重桜が満開でした。

1枚目の写真の背景の高層ビル群は汐留シオサイトです。ここに何棟かタワー型マンションがありましたが、こんなところに住むと気持ちいいでしょうね。浜離宮では、1年中、何かしらのお花が身頃になるようにしているようです。汐留シオサイトでのお食事を兼ねて、一度お散歩に出かけられてはいかがでしょうか。

石楠花(1)


近所で石楠花を見つけました。

魅力ある男(3)

○丸山公園・花壇(夕)
   花壇の花をいじっている背広姿の真田。
   安永が近づいて来る。
安永「いつもすみませんねえ」
   微笑む真田。
安永「あのね、真田さん、夜だけどね。あそこの公園の事務所、使っていいから」
真田「(驚いて)え?」
安永「あそこ、区のだから。許可だしとくから」
真田「僕は…」
安田「いいんだよ。何も言わなくていいんだ」
   真田の肩に手を置いて立ち去る安永。
   離れたところからそれを見ている舞子。

○公民館・中(夕)
   安永が舞子に“花壇の世話”とある表紙のノートを見せている。
安永「だから、本当に僕は知らないんですよ。ほらね、ここにも住所は書いてないでしょ?会社名も書いてないでしょ」
   安永、がっかりしている舞子を見て、
安永「彼はね、住所のない人ですよ、きっと」
舞子「住所のない人?」
安永「まあ、一言でいえば、ホームレスマン」
舞子「(驚いて)ホームレスマン?サラリーマンじゃないの?」
安永「何か世間の役に立ちたかったんでしょうねえ。花壇の世話申し出てくれましてね」
   舞子、呆然としている。

○広場
   炊き出しが行われている。
   うろうろして列に加われない真田。
   みすぼらしい格好の森 明(57)が、
   突然、真田の前に立ちはだかる。
   驚く真田。
   森、徐に真田にバナナを差し出す。
森「これ、やるよ」
真田「あ、いいですよ、別に、僕は…」
森「お前、ホームレスだろ。いつも炊き出しのところ来てんの、俺、知ってんだ」
真田「……」
   森、真田の手にバナナを握らせる。
森「お前のために貰って来たんだ。あの長い列、二回、並んだんだぞ」
   真田、うつむいたまま、バナナを高く掲げてお礼の合図。
   森、真田の背広の肩を叩いて立ち去る。

(続く)
(次回は、4月18日水曜日アップ予定です。お楽しみに。)

2007年4月14日土曜日

「追われている」と、警視庁突っ込みの正当化

「追われている」っていう理由では、警視庁に突っ込むときの正当化は出来ないですよね。

友人の妻が、自分が駐車していた車の前に停車しているパトカーに、後ろからぶつけたそうだ。その時の正当化の理由として、「駐停車禁止の場所に停めているから」だったそうで、無罪放免となったときいた。アメリカカリフォルニア州での話だが。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070414-00000305-yom-soci

動物園のワニ、獣医の腕を食いちぎる―台湾・高雄市


記事を読んだ最初は、真偽の程を疑いました。台湾で実際に起こった事故のニュースです。獣医さんの腕の接合手術の成功と、そもそものワニの体調回復を祈ります。

Recored China, Yahoo!ニュース

2007年4月12日、台湾の高雄市内にある寿山動物園で、ワニが獣医の腕を食いちぎる事故が起きた。獣医は左ひじ下5cmから先がなくなったため、止血処置をして市内の医大付属病院に搬送された。70分後にワニがくわえていた左手も病院に到着、緊急の接合手術が行われた。

手術を担当した医師によると、一般に指や手のひらは接合の成功率が高いが、腕は筋肉に覆われているため、縫合が難しく、回復までに最低1年を要し、何度も手術を繰り返したとしても成功率は8割ほどだという。

問題のワニは10歳くらいのオス。一週間エサを食べないので、この日、獣医が飼育員とともに治療に訪れた。檻の外から吹き矢で首に麻酔針を打ち込んだところ、ワニは全く動かなくなったので、獣医が手を伸ばし針を抜こうとしたその瞬間、突如食いついた。手を飲み込んでしまったら大変、と最強の麻酔薬を2発撃ち込んだが、それでも手をくわえて離さなかったため、警察に出動を要請。警官がワニの首に銃を撃ち込み、ようやく口を割らせた。ワニはまだ興奮状態にあるため、落ち着いたら治療する、と担当者は話している。(翻訳編集・WF)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070413-00000013-rcdc-cn&kz=cn

その後、手術は成功したようです。
ワニ、警官、手術後の獣医さんのフォトエッセイはこちら(ご注意!生々しい写真を含みます)

2007年4月12日木曜日

魅力ある男(2)

○丸山公園・ベンチ
  真田、舞子の横で弁当を食べている。 
舞子「残念だな。休日だから、スーツ姿じゃない真田さん、見れられると思ったのに」
真田「…休出、なんだ」
舞子「何時までに会社行くの」
真田「…これ食べたら、すぐ」
  舞子、思い切ったように、
舞子「あの、真田さん、…会社、どこ?」   
  真田、食べる手が止まる。
舞子「会社って、どこ?」
真田「…すぐそこ」
舞子「そうじゃなくて…」
真田「(遮るように)これ、おいしいね」
  から揚げを箸で持ち上げ、微笑む真田。

○幼稚園・外
  親に迎えられて出てくる園児達。
  少し離れた所からそれを見ている真田、急に肩を叩かれ、振り向く。
  長谷川緑(33)が立っている。
緑「健太、見に来たんだ」
真田「息子くらい、見に来たっていいだろ」
緑「別にいけないなんて言ってないじゃない」
  真田、緑を無視して幼稚園の方を見る。
緑「(ため息をつき)ねえ、どうして私が健太をあなたに会わせないか分かる?」
  真田、無視している。
緑「ホームレスやってるからじゃないんだよ。ホームレスやってんのにサラリーマンの格好してるからよ。格好つけてるからよ」
真田「…しょうがないだろ。別にリストラとかされたわけじゃないんだし」
緑「ほらね。その変なプライド。プロジェクト取り上げられただけで、上に辞表出す方がよっぽど情けないと思うんだけど」
  長谷川健太(4)が出て来るのが見える。
  急に逃げるように立ち去る真田。
  緑、背広を着た真田の後姿を見ている。

(続く)
(次回は、4月15日日曜日アップ予定です。お楽しみに。)

2007年4月8日日曜日

皇居の桜&新緑

4月8日日曜日。桜も見納めと思い、皇居方面に出かけました。


東御苑では桜と新緑の競演が見られました。



こちらはシャガの群生。新緑らしい爽やかな光景でした。



紅葉(カエデ)の花って見たことありますか?京都なんかでは、春先にもみじの赤い花で山が色づくことを、春紅葉(はるもみじ)なんて言いますよね。



八重桜が身頃でした。



千鳥ヶ淵は身頃を過ぎていましたが、桜吹雪や、水面を埋め尽くした花びらには風情がありました。


魅力ある男(1)

○丸山公園・ベンチ
   ビジネス・スーツ姿の真田敬二(38)が弁当をがっついている。
   横で制服を着たOL、三好舞子(25)が、それをニコニコ見ている。
   真田、慌ててご飯がのどにつっかえる。
舞子「(笑って)もう、ゆっくり食べて。お昼休み、まだ長いんだから」
   笑いながら、おにぎりを齧る真田。

○オフィスの女子トイレ・中
   お化粧を直している舞子と同僚。
同僚「それで毎日お弁当作る程気に入ったの」
舞子「だって、エリートサラリーマンが昼休みに公園で花壇の世話だよ」
同僚「どうだか。どこの会社かも知らないんでしょ」
舞子「……」
同僚「携帯の番号も知らないんでしょ?」
舞子「……」
同僚「お米代、もったいない」
   鏡の中の舞子、浮かない表情。

○丸山公園・花壇の傍(夜)
   花の付き方を確認している真田。
   花壇横に、“この花壇を世話してくれる人、募集”の看板がたっている。
   安永栄吉(59)が看板をはずしに来る。
安永「これ、もういらないね。もう、真田さんが面倒みてくれるんだから」
   真田、静かに微笑む。
   看板を持って立ち去る安永。
   真田、安永を見送り、突然、横の生垣の中から毛布を取り出す。

○ビルの車庫・外(夜)
   警官に連れられて出て来る真田。
警官「ね、もっといい寝床、あるからさ。探してみなよ。人んとこの車庫で寝てたら、また通報されるよ。はい、これ」
   警官、抱えていた毛布を真田に渡す。
   毛布を受取り、頭を下げる真田。

(続く)
(次回は、4月11日水曜日アップ予定です。お楽しみに。)

2007年4月7日土曜日

桜マップを作ってみた。

ALPSLAB myBaseを使うと、自分だけの地点登録マップを作成できる。しかし、myBaseで地点表示するには、ブログからその地点へのトラックバックを登録する必要がある。Bloggerはトラックバックをサポートしていないため、Yahoo!ブログからトラックバックを送りmyBaseに地点登録した。
そして、トラックバック送信元のYahoo!ブログのURLを明示的に指定して、myBase表示のためのHTMLコードを本ブログ内に貼り付けると「ALPSLAB myBase はブログに貼り付けると表示できます」とだけ表示され地図表示できない。そこで、奥の手で、BloggerのサイドバーにmyBaseを一度登録しておいた上でブログに改めてmyBaseを貼り付けると、以下のような表示になる。myBaseは、「Bloggerでは正常動作しない」のと、「1つのブログへの複数設置はサポートされていない」ため、2重表示のような問題が発生していることがわかる。サイドバーには表示されていないことも分かる。「全地点表示」を行い、地点の上にマウスを持っていくと、Yahoo!ブログへのリンクが表示されることがわかるだろう。




次に、近日発表されたばかりのGoogle Map MyMap機能を使用してみた。
東京桜マップへのリンクはこちら

砧公園はこんな感じです

満開の枝の下を歩くことの出来る公園です。