3月31日、
中目黒駅周辺目黒川の様子。
写真を撮る人で、いっぱいでした!
「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例なし。」これは約800年前、鴨長明に記された「方丈記」の序文です。
水際の桜は、なんとも風情がありますよね。方丈記にも通じる、日本人の無常観の代表例だと思います。
「平家物語」では「盛者必衰の理(ことわり)をあらわす」という表現があります。桜も同じですね。平家物語では、この表現に続けて「驕れる者久しからず、ただ春の夜の夢の如し。猛き人もついに滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ」と語られています。
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